最高級花魁『太夫』は一晩いくら?
「鬼滅の刃」 遊郭編が始まる前にぜひとも知りたい花魁文化!
今回は江戸初期、まだ『太夫』という最高級花魁がいた時代のお話です。
貨幣価値は一両=13万円で換算しております。
江戸の後期には一両=4.5万円ほどだったそうです。
妓夫に案内してもらいましょう。
妓夫とは客引きです。
花魁は大見世にしか在籍しません。
大見世が集まる一等地エリアは吉原の中の『江戸一丁目』というブロックです。
ちなみに中央のメインストリートを花魁が練り歩くのが花魁道中です。
大見世の張見世に遊女を選びにやってきました。
せっかくだから太夫を指名したいという若旦那。
妓夫は引手茶屋に案内します。
太夫です。後ろに遣手婆がついてます。
初会は『かりそめの夫婦』として盃を交わしておしまいです。
二回目は初回の約1.5倍です。
三回目はぐっと値段があがります。これにプラスで馴染み金も払います。
見世と指名遊女のランクにより異なるそうですが
馴染み金は30~100万円ほどだそうです。
太夫の妹分にもおごってやってください。
料理屋からご馳走の出前をとってください。
うっかり寝込んで何もできなかったようですね。
しめて1,275万円なり。
◆動画もぜひご覧ください!
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ご覧いただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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