クリスタを使って独学で手書きアニメを作ってみる

独学で一人で手書きアニメーションを作ってみます。

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【食べるアニメ】チーズねこ(制作工程の忘備録と反省)

ネコがチーズボール、チーズヌードル、チーズドッグを食べるアニメです!
ご覧いただけると嬉しいです、よろしくお願いいたします。

【アニメ】チーズねこ_Mukbang Animation / ASMR_Cat Eats Too Much Cheese


以下は制作にあたり気づいたことや、次回に活かしたい反省点です。


まずは1本につき1分のアニメを目指す!慣れてきたら長くしていきたい。
1秒が24コマなので、1分アニメはコマ数で言うと1,440コマのアニメとなる。
日本のアニメは3コマでセル画1枚が標準なので、
1分のアニメに使用するセル画は最大で480枚となる。


アニメーション用語

場面の区切りの名称:シークエンス>シーン>カット≧ショット


反省点と次回に活かしたい改善案

制作工程の順番:
①プロット

②ラフ(1)
③音入れ(効果音)
④ラフ(2;中割り)
⑤清書
⑥音入れ(BGM)


①プロット<紙面>

ストーリーの5W1Hをシーンごとに構成する。(4シーン程度)
私のアニメテーマは『食べる』なので、『いつ、どこで、誰が、なぜ』は考察不要、
『何を』『どのように』を重点的に考える。
特に『どのように』の部分が重要、食べる表情や動作など、
リアルな動作をベースにしつつ漫画的表現を加味し最大限強調することで
『変顔』や『面白い体の動き』による面白さを生み出せるように工夫する。
見せ場となるハイライトのショットを軸に考える。

【反省】

今回の動画では場面展開が無かった。
ネコが顔を拭うシーンや咀嚼シーンなど、顔の表情の変化がつけやすいシーンは
アップにしてもっと細かい動きをつけてみればよかった。


②ラフ(1)<クリスタ>

大体のざっくりした動きの流れなので、細部にこだわらないように注意する。
ここで作り込みすぎると修正が大変なので、あくまでも大まかなストリームラインのみ。
特に動作の始点と終点を描くこと、中割りは絶対に描いちゃだめ。
作り込みを防止するためにも、30分〜1時間程度の短時間で完成させること。

【反省】

『始点→終点→中割り』ではなく、『始点→中割り→終点』の順番で書いてしまったため
動きの整合性が取りづらくなってしまった。
また効果音を入れる前に中割りで細かい動作を描いてしまったため、
動きにあう音が見つけられず、削除しなければならないカットがたくさん出てしまった。


③音入れ(効果音)<クリスタ>

②のラフに合わせて効果音を入れる。

【反省】

今回の大きな失敗は、作画が完成してから効果音を探したこと。
動きに合う音源を探すのにかなり時間を消費してしまった。
アニメーションと静止画で大きく異なる点は、音との整合制だと痛感。
動きの魅力は音との相乗効果に影響されることを忘れないようにする。
音の長さに動きの長さを合わせることを意識する。


④ラフ(2;中割)

③の音の長さからはみ出ないように、②のラフの中割りを描く。

【参考】

食べるアニメなので咀嚼シーンは見せ場の一つ、単調な動作のリピートにならないように
咀嚼動作のパターンや表情を変化させる。
咀嚼が横の動作なのに対して、嚥下は縦の動作なので3〜4噛みつき1嚥下を入れると
動きにメリハリがついて良い。
咀嚼A→嚥下→咀嚼Bというように、1つのシーンの咀嚼動作に
異なるパターンの動作を入れると飽きずに見てもらえるかも。


⑤清書

細かく描き込みすぎない。静止画と異なり流れの中の1枚ということを意識する。
ベクター画像はラスター画像よりもデータ重くなるので
作業レイヤーが増えると作業が重くなってしまう。
こまめにレイヤー画像を統合し、なるべくベクター画像レイヤーを
残さないように作業する。


⑥音入れ(BGM)

フリー素材のBGMを使ったのに、Youtubeのアップロード時に
著作権侵害に引っかかってしまった。
Memeなど、BGM重視のアニメーションではなく、特にこだわりがない場合は
Youtubeライブラリのフリー素材を使う方が確実に安全。